にっきにき

あふれたらかく

感想とか書くの苦手なんだけど

今日しごと暇だからメモ的に書くね。

 

今期唯一見ていたドラマ『監獄のお姫さま』終わりました

 

んーーーーなんかねえ期待しすぎちゃったのかもしれない。

 

そりゃねえ、TBS火10でクドカンで磯山さん企画でキョンキョンで満島だったらまあ期待するよ、しちゃうよねえワタシ。うん。するするめっちゃする。

でもねえ、なんかこう企画と脚本とキャストがかみ合ってなかったんじゃないかなって思っちゃったんだよ。

 

「おばちゃんたちのおせっかいが悲劇のヒロインを救う」

ってのがざーーーっくりとした話の筋だったのだけれど

 

まず、キョンキョンってそんなにおばちゃんか???

いや、年齢だけならたしかに"おばちゃん"。

(今調べたらまさかの51歳だった、まじかよ馬場カヨ)

でもさーあんなに可愛らしくてフランクでって、あの雰囲気って"おばちゃん"のパブリックイメージとちと離れてない??

そんでもって財テクも女優も、世代がちょっと上かと思われる姉御ですらも、"おばちゃん"と呼ぶには可愛らしすぎないかね?と思ってしまったわけ。

みんな可愛い、見た目も性格も。くどいところがない。ナチュラル上品。

 

だからか台詞なんかで"おばちゃんがいいそうなこと"を言うんだけど、"あるある"止まりに聞こえるんだよなあ

"おばちゃんギャグ"にしたいシーンもあまり効果的に見えない部分が多々ありまして、正直今回のドラマあんまり笑えるシーンもなかったんですよね・・・(めちゃくちゃ残念)

あの、あまちゃんの海女さんたちのあの感じ(伝われ)ができればよかったのになって。

あのくらい"BBA感”がほしかったんだよ・・・

そしたら勇介に対する『溢れ出してとめどないが行き場のない母性』とかめちゃくちゃ生きるし泣ける・・・

 

ぶっちゃけ阿佐ヶ谷姉妹のお姉さんは本キャストのほうにいてくれてよかったんですよ・・・あれですよあれ、ゴッドタンの「わたしの落とし方発表会」のあの、ああいうわかりやすい"BBA感"がなかった・・・だって枝里子さんはまじでシチューの隠し味はお醤油っぽいもん・・・

演技力とはちがうベクトルの説得力、ってあると思うんですよね

 

 

お話に関しても、どんでん返しもなく動機も対した驚きもなく、トリックも「まあそんなとこだよな・・・」という部分を越えずでうーーん・・・

最後の法廷のシーンは(台詞の内容は別にして)姫の最後の台詞を言わせるためだけに存在する印象すらして、あの倉庫の中で自白まで完結でよかったんじゃないかなあ・・・と思っておる。

 

最後の勇介の台詞「はじめまして、お姫さま」は、ああ、しのぶちゃんにとっての王子さまがやっと迎えにきたんだねって思って感動したし、こどもーーーー説得力ーーーーふぁーーーーーってなって泣いた。

そういう台詞のひとつひとつにクドカン脚本の力を感じたし、(何度も言っちゃうくらい)期待せざるをえないよ的なキャスト集められる企画力とか、かみ合ってなくても話として成立しているキャストの演技力とか、まじでもったいなかったんーーーー

あとやっぱ満島めっちゃうまい大好き・・・すずめちゃん・・・

 

乱れ打ちだからもう言いたいことぜんぜんまとまんねえのな

おしまいにしよう

 

まあいだてんは見るよ、うん

あとなんか熊沢パンキース見るよ、そんでクドカンっていいよねって初心を思いだそう・・・・・・